本命星が社会的な立ち振る舞いや全体運を象徴するのに対し、個人のプライベートな感情傾向や精神状態、身体の体質を強く反映するのが「月命星(げつめいせい)」です。特に幼少期から青年期(概ね20歳前後)にかけては、本命星よりも月命星の気質が強く前面に出るとされます。
月命星を特定する際は、生まれ月の「節入り日」を確認した上で、自分の本命星グループ(一白・四緑・七赤組/二黒・五黄・八白組/三碧・六白・九紫組)と照らし合わせます。例えば、2月(立春〜啓蟄の前日)生まれであっても、本命星のグループによって配置される月命星がそれぞれ異なってくる仕組みです。
さらにプロの鑑定現場で重要視されるのが「傾斜宮(けいしゃきゅう)」です。傾斜宮とは、後天八卦盤(こうてんはっけばん)という基本盤において、自分の「月命星」がどの宮(部屋)に入っているかを割り出す手法です。これは本人が自覚していない潜在能力や無意識の思考の癖、対人関係における弱点を精密に読み解くために不可欠な指標であり、本命星の鑑定結果に違和感を抱いた人が傾斜宮を知ることで「腑に落ちた」と納得するケースが頻繁にみられます。