コンサートのステージでは政治や社会に対して鋭い持論を展開し、大御所歌手に対しても一歩も引かない松山千春ですが、愛娘・月菜さんの前では形無しになる「超親バカ」ぶりは有名です。自身のラジオ番組では、これまでに数多くの溺愛エピソードが語られてきました。
娘が幼い頃、千春は全国ツアーで家を空けるたびに寂しさを募らせ、毎晩のように北海道の自宅へ電話をかけて娘の声を求めていました。ツアー先で見つけたおもちゃや洋服をスーツケースいっぱいに買い込んで帰宅し、妻の孝子さんから「甘やかしすぎ」とたしなめられたことも日常茶飯事だったといいます。
「あいつ(月菜)に何か頼まれたら、俺は絶対に『ノー』と言えないんだ」「ステージでどれだけ吠えても、家で娘にため息をつかれたら一発で黙っちまう」と苦笑いしながら語る千春の語り口には、娘への底知れぬ愛情が溢れています。反抗期を迎えた時期には口数が減ったことに本気で落ち込み、周囲のスタッフに相談していたという人間味あふれる一面も、千春が多くのファンから愛される理由の一つです。