大阪市淀川区に位置する十三を語るうえで、絶対に外せない看板グルメが「ねぎ焼き」だ。お好み焼きの派生にとどまらないその味わいは、甘み豊かな青ネギと甘辛く煮込んだ牛すじ、コンニャクを薄い生地で包み込み、醤油とレモン汁でさっぱりと仕上げるのが伝統的スタイルだ。鉄板の上で焦げ付く醤油の香ばしさは、一度体験すると忘れられない中毒性を秘めている。
一方で、近年このエリアは関西有数のラーメン激戦区としても頭角を現している。濃厚な豚骨魚介スープを誇る名店から、澄み切った出汁にこだわり抜いた塩ラーメン、個性が光る創作系スパイスラーメンまで、多種多様な一杯がしのぎを削る。下町のソウルフード文化と最先端のラーメントレンドが共存する光景は、淀川区ならではの熱気を感じさせる。