鈴木亮平の肉体美を語る上で欠かせないのが、作品ごとに全く異なるアプローチで仕上げられる体作りです。その原点とも言えるのが、2013年公開の映画『HK 変態仮面』でした。ほぼ裸に近い奇抜なコスチュームを着こなすため、彼は徹底的な脂肪燃焼と筋肥大を両立させ、彫刻のように研ぎ澄まされた広背筋と大臀筋を作り上げました。単に筋肉をつけるだけでなく、どこから見ても隙のない美しいカットラインを追求したことで、コメディ作品でありながら観客を圧倒するリアリティを生み出しました。
一方、Netflix世界配信で大きな話題を呼んだ実写映画『シティーハンター』では、主人公・冴羽獠のスマートかつ屈強なシルエットを完璧に体現。変態仮面時代のシャープな質感とは異なり、銃を構えたときに映える分厚い大胸筋と広い肩幅を強調し、大人の色気と超一流スイーパーとしての説得力を両立させました。
さらにドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』では、過酷な現場で人命を救う救急救命医・喜多見幸太として、重量感のある頼もしいガタイを披露。重い医療機器を抱えて走り回るタフさを表現するため、厚みのある体幹と力強い腕周りを構築しました。役柄の職業やバックボーンに合わせて筋肉の付き方までコントロールする職人技は、まさに日本屈指と言えます。