円山動物園で動物が死にすぎと言われる真相|過去の事故と再生の現在

円山動物園で動物が死にすぎと言われる真相|過去の事故と再生の現在

話題沸騰中の 円山動物園で動物が死にすぎと言われる真相|過去の事故と再生の現在について、主要な情報をご紹介しています。

当時の混乱を象徴する出来事として、メディアや市民から激しい追及を受けた代表的な死亡事案を振り返ります。

決定打となったのは、2015年7月に起きたマレーバク「若竹(オス・当時1歳)」の溺死事故です。若竹は屋外放飼場のプールに張られた転落防止用ネットに脚を絡め、抜け出せなくなって水死しました。わずか半年前に移動してきたばかりの若い個体であり、危険箇所の事前チェックや見守り体制の甘さが厳しく問われました。

さらに同年8月には、マサイキリンの「ナナ(メス・当時22歳)」が寝室で転倒して立ち上がれなくなり、衰弱死しました。ナナは死亡の数日前から足元がおぼつかない状態だったにもかかわらず、十分な夜間監視や迅速な救命措置が取られなかったことが判明しています。過去には2014年にもキリンの「ゲンシロウ」が輸送・係留中の骨折事故で命を落としており、大型草食獣の管理体制に重大な欠陥があるとの指摘が噴出しました。

また、死亡事故以外にも「ブチハイエナの性別誤認事件」(繁殖目的で長年同居させていたペアが、実は両方ともオスだったことが判明)など、飼育・展示管理のプロフェッショナルとしての資質を疑われる不祥事が重なり、組織全体への不信感は頂点に達しました。

鈴木 陽菜
Author

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。