表現の転換点となったのが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』や『マリオカート8 デラックス』におけるグラフィック実装だ。激しい対戦アクションやハイスピードレースでは、キャラクターが宙を舞ったり大技を繰り出したりするため、想定外のアングルからモデルの内部が視認されるリスクが高まる。
そこで導入されたのが、通称「ブラックホール処理」と呼ばれる特殊な暗黒グラフィック表現だ。カメラがドレスの裾の下に入り込もうとすると、内部が漆黒の影で覆われ、視界が完全に遮断される仕組みになっている。意図せぬアングルでの露出を防ぎつつ、ゲームのテンポを崩さないスマートな技術的解決策と言えるだろう。