検索エンジンで「ロイヤルゼリー ヘル」と打ち込むユーザーの多くが気にしているのが、「ヘルペスを悪化させるのではないか」という噂や、摂取に伴う副作用への懸念です。編集部が皮膚科専門医の知見や生化学的アプローチからファクトチェックを行いました。
まず「ヘルペスウイルスへの影響」についてです。口唇ヘルペス等の原因となる単純ヘルペスウイルスは、体内の「アルギニン」濃度が高まると増殖が活性化し、逆に「リジン」が優位になると活動が抑制される性質があります。ロイヤルゼリーには豊富なアルギニンが含まれているため、「摂取するとヘルペスが再発するのでは」という俗説がネット上で囁かれるようになりました。
しかし、実際のロイヤルゼリーはアルギニン単体サプリではなく、リジンを含む必須アミノ酸が極めてバランス良く配合された複合食品です。臨床的にも、通常量を摂取する限りロイヤルゼリーが直接的なトリガーとなってヘルペスを発症・増殖させるという明確なエビデンスは存在しません。むしろ、過労や免疫力低下時に再活性化するヘルペスウイルスに対し、体調管理や自然免疫のサポートとして役立つ側面が評価されています。
一方で、絶対に軽視してはならない副作用が「アレルギー反応」です。ロイヤルゼリーは花粉やミツバチ由来のタンパク質を含むため、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの既往歴がある方は細心の注意を払う必要があります。過去の厚生労働省および国民生活センターの報告でも、体質に合わない場合の重篤なアレルギー(アナフィラキシー、発疹、喘鳴、下痢など)が報告されています。不安がある場合は、ごく微量から試すか、事前にアレルギー専門医へ相談することが鉄則です。