日常の買い物で誰もが一度は耳にしたことがある「ポポーポポポポ♪」というフレーズ。全国のスーパーマーケットで親しまれているこの音声再生機器「呼び込み君」は、その圧倒的な認知度から「街中で流れている公共の音=著作権フリー」と錯覚されがちだ。
店内BGMとして日常的に空間を満たしているため、パブリックドメインのように誰でも自由に利用できる素材だと思い込んでしまう人が後を絶たない。だが、これは大きな誤解である。店舗内で機器から音を再生して集客に使うことと、その音声を録音・抽出してデジタルコンテンツやSNS上の動画に利用することとでは、法的な位置づけがまったく異なる。