SNSや相談サイトで散見される「付けてから2〜3日で取れてしまった」というトラブル。サロン側の圧着不足というケースも稀に存在しますが、大半はシール部分の特殊な構造と日々の生活習慣の不一致によって引き起こされています。
シールエクステの接着部には、医療用やウィッグ用にも使われる特殊なアクリル系樹脂粘着剤が採用されています。この粘着剤は「油分」「水分」「高熱」の3要素に極めて脆弱です。特に次のパターンに当てはまると、接着強度が瞬時に半減します。
- 施術当日の洗髪・入浴:粘着剤が地毛と完全に同化して定着するまでには最低でも24時間を要します。当日にシャンプーをしたり湯船の蒸気に長時間晒したりすると、シール内部に水分が入り込み早期脱落の主因になります。
- 油分(シリコン・オイル)の付着:シール接着面にトリートメントやヘアオイルが直接付着すると、油分が粘着層を化学的に溶解し、ヌルつきとともに剥がれ落ちます。
- 皮脂による根元のベタつき:頭皮の皮脂分泌が多い体質の場合、毛穴から出た皮脂がシール裏面に回り込み、接着面が白く濁って浮き上がる現象が発生します。