この楽曲の核心は、「正しくあること」よりも「人としてどうあるべきか」を問いかける姿勢にある。SNSを開けば、誰かの過ちを糾弾する「正義の味方」で溢れかえっている。しかし、この曲の歌詞が描くのは、完璧な人間ではない。むしろ、間違えるし、迷うし、弱さも抱えた等身大の「人間」だ。
「信じ続けること」の難しさや、「騙すより騙される方がいい」という一見すると綺麗事のようなフレーズ。だが、彼らが歌うと、それが綺麗事ではなく、覚悟を伴った生き方の選択肢として立ち上がってくる。他者を蹴落として得る成功よりも、不器用でも誠実であり続けることの格好良さを、私たちはこの曲から教わっている。