沼の家の歴史は、日露戦争終結の年である明治38年(1905年)にまで遡ります。北海道新幹線や函館本線の前身である北海道鉄道が開通し、大沼公園駅(当時は大沼駅)が開業したことを契機に、初代店主・堀口亀吉氏が創業しました。
大沼だんごのパッケージデザインには深い風情が込められています。折箱を湖に見立て、仕切られた大きなスペースを「大沼」、小さなスペースを「小沼」とし、中に散りばめられた小さな団子は湖面に浮かぶ126もの小島を表現しています。団子に串が刺さっていないのは、「大沼の島々には串がない」という景観へのオマージュです。
口コミサイトやSNSでの評判を見ても、「甘さ控えめでいくらでも食べられる」「普段食べている団子とはコシと歯切れの良さが全く違う」「大沼に来たらこれを食べないと旅が終わらない」といった絶賛の声が並びます。奇をてらわない素朴な製法を明治から守り続けている姿勢こそが、120年以上にわたって道内外の旅人に愛される真の理由です。