Q1:難聴の自覚が全くないのですが、それでも補聴器や音響療法は効果がありますか?
A1:高い効果が期待できます。人間の聴力は高い周波数から徐々に低下するため、会話に不自由がなくても特定の高音だけが聞こえにくくなっているケースが非常に多く見られます。耳鼻咽喉科で詳細な聴力検査(オージオグラム)を受ければ、脳がどの音を補おうとして過剰反応しているかが正確に分かります。
Q2:耳鳴りの薬や漢方薬だけで治すことは可能ですか?
A2:血流改善薬やビタミンB12製剤、漢方薬(柴胡加竜骨牡蛎湯など)は、初期症状の緩和や自律神経の安定を助ける補助的な役割を果たします。ただし、脳の過剰反応そのものを根本から抑えるには、音響療法や補聴器装用、生活環境の見直しを組み合わせることが推奨されます。
Q3:耳鳴りを感じたら、まず何科を受診すべきですか?
A3:まずは迷わず「耳鼻咽喉科」を受診してください。突発性難聴やメニエール病、聴神経腫瘍など、早期治療が不可欠な病気が隠れていないかを鑑別することが最優先です。特に「急に片耳だけ聞こえにくくなった」「激しいめまいを伴う」といった症状がある場合は、48時間以内の迅速な受診が強く求められます。