時が経つのは早い。純烈が紅白歌合戦の常連となり、お茶の間の顔となってから久しいが、あの「頼りない大学生」だった後上も今年で不惑の40歳だ。若手メンバーの加入により、かつての「末っ子ポジション」からの脱却を余儀なくされた。しかし、そこに悲壮感はない。むしろ、年齢を重ねたことで増した大人の色気と、落ち着いたMCが新たなファン層を惹きつけている。
「昔はただ必死だった」と彼は振り返る。先輩たちに引っ張られるまま走ってきた日々から、自ら舵を取る立場へ。そのグラデーションのような変化が、現在の彼のパフォーマンスに深みを与えている。