宮城県図書館が担う最も重要な使命の一つが、2011年の東日本大震災に関する多角的な記録と資料の収集・保存だ。震災直後から集められた行政文書、写真、映像、さらには住民の証言記録に至るまで、膨大なコレクションがアーカイブされている。
発生から15年を迎えた2026年、これらのアーカイブは単なる過去の記録保持にとどまらず、国内外の防災研究者や未来の世代に向けたインタラクティブな教育コンテンツとしてアップデートされた。次世代へ教訓を確実に受け渡すためのデジタルツイン展示など、世界的に見ても類を見ない取り組みが続いている。