多くの日本人スタッフがとっさに口にしてしまう「How many people?」。文法上は何一つ間違っていませんが、ネイティブスピーカーの耳には「何人人間がいるんだ?」という事務的かつ無機質なニュアンスに聞こえるケースが多々あります。
ホスピタリティ産業における英語では、お客様のグループを単なる「people(人)」ではなく、ひとつのまとまりである「party(グループ・一行)」や「table(席)」として捉えるのが通例です。「How many people?」と無表情で尋ねてしまうと、歓迎されているというよりも、数を機械的に数えられているような心理的距離を生んでしまいます。現場の接客英会話では、丁寧さと親しみやすさを両立させた表現選びが欠かせません。