本作が「泣けるバラード」として語り継がれる最大の要因は、ミュージックビデオ(PV)のドラマ性とライブステージにおける真に迫るパフォーマンスにあります。
PVは、恋人を突然の事故で失った女性の喪失感と再生を描いた約7分におよぶショートフィルム仕立てとなっており、楽曲のストーリー展開と完璧にシンクロしています。残された日々の苦悩と「伝えられなかった想い」を視覚的に表現した映像美は、当時多くの視聴者の涙を誘いました。
さらに、ライブツアー『KODA KUMI Live Tour 2008 〜Kingdom〜』をはじめとする各ステージでの歌唱では、彼女自身が涙で声を詰まらせながらも全身全霊で歌い切る場面が幾度となく目撃されています。単に計算された技巧ではなく、剥き出しの感情をそのまま声に乗せて放つライブパフォーマンスこそが、オーディエンスの琴線を強く揺さぶり続ける理由です。