航空自衛隊築城基地(築城飛行場)が今、安全保障の専門家から航空ファンまで幅広い層から注目を集めている最大の理由は、南西諸島を含む西日本エリアにおける対領空侵犯措置(スクランブル)の緊急性がかつてないほど高まっている点にあります。築城基地に司令部を置く第8航空団には、第6飛行隊および第8飛行隊の2つの実戦飛行隊が配備されており、いずれも国産の多用途戦闘機である築城基地 F-2戦闘機を主力機として運用しています。
群青色の洋上迷彩をまとったF-2戦闘機は、対艦攻撃能力や空対空戦闘能力に優れたマルチロールファイターであり、日本周辺海空域の警戒監視において中核的な役割を果たしています。防衛省が公表するスクランブル発進の統計データを見ても、日本海および東シナ海方面からの国籍不明機に対する緊急発進回数は高水準を維持しており、築城基地のアラートハンガーでは24時間365日、パイロットと整備員が即応待機を続けています。緊迫する安全保障環境の中、まさに「日本の盾」として最前線に立つ現場のリアリティが、多くの人々の関心を引きつけています。