店舗の空間設計も大きな転換期を迎えている。単に商品を買って持ち帰るだけの場所ではない。充実したワインバー、著名シェフが日替わりで包丁を振るうライブキッチン、さらには食育ワークショップが開催されるキッチンスペースが売り場の中心に配置されている。
週末の夕方、店内の一角ではオリーブオイルのテイスティングイベントに多くの人が集まり、ソムリエや生産者と談笑する姿が見られる。デジタル化が進み、人との繋がりが希薄化する時代だからこそ、上質な食を媒介にした「実体のあるコミュニケーションの場」が強力な集客力を生み出している。