司会を務める黒柳徹子は、これまで一貫して事前打ち合わせをゲストと直接行わないスタイルを貫いてきた。これには「本番で初めて顔を合わせたときの新鮮な驚きや緊張感を大切にしたい」という明確な意図がある。番組の舞台裏では、彼女自身が膨大な資料に目を通し、ゲストの過去の発言や著作を隅々まで読み込む徹底した準備が行われている。
単なるトーク番組の枠を超え、深みのあるインタビュー番組としての質を保ち続けている背景には、この妥協なき姿勢がある。芸能界の第一線で活躍するスターから文化人、時には話題の一般人まで、あらゆるゲストの魅力を引き出す話術はまさに唯一無二。黒柳にとって自らの名を冠したこの冠番組は、ライフワークそのものなのだ。