北朝鮮の徹底した情報管理の隙間を突き、その欺瞞を白日の下に晒したのがロシアのヴィタリー・マンスキー監督による映画『太陽の下で -真実の北朝鮮』だ。検閲官が庶民の日常をミリ単位で演出する様子を隠しカメラで記録したこの調査報道ドキュメンタリーは、北朝鮮社会がいかに精巧に作られた舞台装置であるかを世界に見せつけた。
NHKオンデマンドなどで配信される各種の調査報道ドキュメンタリーでも度々指摘される通り、同大学は国家ぐるみのプロパガンダを精緻に組み立てる頭脳集団の供給源でもある。大学内部で制作される対外宣伝資料や外国語プロパガンダは、西側の心理的脆弱性を突くよう高度に計算されている。学生たちは自らが演出された劇場の俳優であり、同時に観客を欺く演出家でもあるのだ。