福岡県出身の吾峠呼世晴氏は、2013年に『過狩り狩り』で第70回JUMPトレジャー新人漫画賞の佳作を受賞し、彗星のごとく現れた。異彩を放つ独特の台詞回しと重厚な世界観は、当時から編集者の間で高く評価されていた。その後、読切作品を経て『週刊少年ジャンプ』にて『鬼滅の刃』の連載を開始する。
連載初期から独特の緊張感と切ない叙情性が玄人好みの読者を惹きつけていたが、物語が進むにつれてその熱量は日本全国へと波及。厳しい少年漫画の世界において、情に厚く苛烈な戦いを描くスタイルは唯一無二のポジションを確立した。