では、巷で囁かれる「スマホのせいで完全に失明する」という噂は本当なのだろうか。結論から言えば、スマホの光そのもので翌朝突然光を失う、といった急激な失明が起こる可能性は極めて低い。
しかし、リスクがゼロというわけではない。暗闇でのスマホ使用は、眼圧を急激に上昇させることが確認されている。これが引き金となり、自覚症状がないまま進行する「緑内障」が悪化し、結果として視野の大部分を失うケースは実際に存在する。つまり、「スマホの光で直接失明する」のではなく、「スマホ使用に伴う眼圧上昇や網膜ダメージの蓄積が、回復不能な視力障害を招く」というのが、科学的な真実だ。