上京後の三浦を救ったのが、当時からすでに圧倒的なカリスマ性を放っていた千原兄弟の千原ジュニアでした。芸人を辞め、生活の術を失いかけていた三浦に手を差し伸べたジュニアは、彼を自身の付き人兼運転手として引き取ります。
当時のジュニアは、東京進出を果たし多忙を極めていた時期でした。三浦はジュニアの移動車を運転し、身の回りの世話をしながら日々を共に過ごします。言葉数は決して多くなくとも、礼儀正しく一本芯の通った三浦の人間性を、ジュニアは深く理解していました。
移動中の車内や深夜の食事の席など、ジュニアは若き三浦の葛藤や思いにじっくりと耳を傾けました。三浦にとってジュニアは、単なる先輩芸人という枠組みを超え、人生のどん底で居場所を与えてくれた最大の恩人となったのです。