2017年に神宮祭主に着任されて以来、伊勢の地で重要なお祭りや神事を司ってきた清子さん。白衣に袴、あるいは伝統的な装束を纏った立ち姿は、周囲の静寂を一段と深めるような澄んだ威厳に満ちている。神嘗祭をはじめとする節目の神事で見せる凛とした振る舞いは、長年の公務で培われた気品と、神職としての真摯な祈りが同居するものだ。
参道を行き交う参拝客や報道陣のカメラが捉えるその姿には、一切の無駄がない。現地でその空気を肌で感じた人々からは、「遠くからお見かけするだけで胸が打たれる」「かつての温かなお人柄はそのままに、深い気品が漂っている」といった声が聞かれる。