この顔タイプを代表する存在として真っ先に名前が挙がるのが、坂口健太郎と岡田将生だ。
坂口健太郎は、映画『余命10年』など数々の話題作で魅せた儚くも芯のある演技が記憶に新しい。彼の持つ透明感あふれるルックスと、ふとした表情で見せる包容力豊かな笑みは、まさにマヨネーズ顔の黄金比率だ。東宝配給のヒット作で見せたような、観客の感情を揺さぶるスクリーンでの存在感は彼ならではと言える。
一方、岡田将生もまた、端正な顔立ちの中に少年のような無邪気さと大人の洗練された艶を同居させる稀有な俳優だ。コメディからシリアスなサスペンスまで、どんな役柄にも自然に溶け込む彼の柔軟な演技力は、そのニュートラルでありながら味わい深いルックスと深く結びついている。