どれほど優れたギアでも、使い方が稚拙であれば宝の持ち腐れになる。メーカーのラボ検証やフィールドテストから導き出された、最も効率的に温度を下げる「黄金の振り方」が存在する。
ポイントは「スナップを効かせた直線的なシェイク」だ。うちわのように優しくパタパタ仰ぐのではなく、タオルの両端または片端をしっかり掴み、ムチを打つようにパンッと空気を切る鋭い振りを3〜5回繰り返す。タオルの表面積全体に一様な風圧をかけることで、局所的な乾きムラを防ぎ、全面で均一な気化熱爆発を起こすことができる。
さらに現場で絶賛されている裏技が「ぬるま湯リフレッシュ法」だ。冷水がない状況でペットボトルのぬるくなった水を吸わせても、しっかり振れば十分に冷える。むしろ水温が高いほうが分子運動が活発なため、蒸発の立ち上がりが速いという逆転現象すら起きる。首元でタオルが温まったと感じたら、水を追加せずとも「外して3秒振るだけ」で冷感が瞬時に復活する。水分が残っている限り、このサイクルは無限に繰り返せる。