橋本環奈の魅力は、何と言っても圧倒的なコメディセンスと、どんな過酷な役柄も軽やかにこなす度胸の良さだ。舞台『千と千尋の神隠し』でのロンドン公演をはじめ、海外舞台でも絶賛されたその表現力と舞台度胸は、彼女のキャリアに確かな重厚感をもたらしている。
対する今田美桜は、吸い込まれるような大きな瞳と、目線の動き一つで感情の機微を表現する繊細な演技力に定評がある。悪女役から可憐なヒロイン、芯の強い働く女性まで、役ごとに全く異なる彩りを見せるカメレオンのような演技幅は、作品全体の質を底上げする絶対的な安心感を与えている。