巨大防潮堤が隠す津波対策の死角と巨額維持費の知られざる真実

巨大防潮堤が隠す津波対策の死角と巨額維持費の知られざる真実

今注目を集めている 巨大防潮堤が隠す津波対策の死角と巨額維持費の知られざる真実について、主要な情報を整理して公開しています。

太平洋側全域に甚大な被害が想定される南海トラフ地震津波対策プロジェクトでは、過去の教訓を反映させた全く新しいアプローチが導入されている。津波を完全に遮断するのではなく、越流しても壊れにくい「粘り強い構造」への転換だ。

その代表例が、港湾や河口部への導入が進むフラップゲート式可動防潮堤である。普段は海底や地面に収納されており、景観や船舶の航行を妨げない。津波や高潮の潮位が上昇すると、水圧と浮力を利用して動力を必要とせずに自動で起き上がり、街への浸水を遅らせる。電力供給が断たれた極限状態でも作動するフェイルセーフ設計は、限られた数分から数十分の避難猶予を住民にもたらす。

山本 拓海
Author

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。