背景にあるのは、学校教育における急速なデジタル化と生成AIツールの一般化だ。2026年現在、高校や大学の講義ではクラウドストレージや外部プラットフォームを使った学習が標準化している。厳しい制限がかかったままの端末では、指定された外部サイトにアクセスできず、課題の提出すら困難になる事例が相次いでいるのだ。
さらに、18歳成人の定着に伴い、高校卒業を機に「自分の端末を自分で管理したい」と望む若者が増えた。親にとっても、いつまでも過保護なフィルタリングをかけ続けるのではなく、社会に出る準備としてデジタルリテラシーを育ませたいという意識のシフトが起きている。