現在、ファンの間で最も注目されているのが「七代目三遊亭圓楽」の襲名を巡る真相です。落語界を代表する大看板であるため、後継者の選定には極めて慎重な議論が重ねられています。
襲名候補として名前が挙がるのは、六代目の一門を率いる有力な直弟子たちです。筆頭弟子として一門をまとめ、古典落語の実力派として評価の高い三遊亭楽生師匠をはじめ、テレビやイベントで活躍する実力派の弟子たちが候補として取り沙汰されてきました。また、六代目の実子であり「二代目三遊亭楽太郎」を襲名した一太郎氏の存在も話題に上ります。
関係者への取材や一門の動向を総合すると、現時点で七代目の襲名は急がず、空位のまま一門全体で芸を磨き機が熟すのを待つという方針が取られています。五代目、六代目が残した看板の重みが圧倒的であるからこそ、誰が継ぐにせよ一門全体の総意と、演芸界全体が納得するだけの実績が求められます。焦ることなく名跡の価値を守り抜く姿勢こそが、六代目の遺志を尊重する円楽一門会の矜持といえます。