髷(まげ)を落とした住洋樹が次の舞台に選んだのは、日本国内の安定した生活ではなく、言葉も文化も異なるアメリカでした。相撲のエンターテインメントショーや相撲パフォーマンスを通じて海を渡り、自らの巨大な身体と身体能力を武器にオーディションへ挑み始めます。
転機となったのは、世界的大ヒットアクションシリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(チャド・スタエルスキ監督)のキャスティングでした。監督の目に留まった住洋樹は、物語の重要な舞台であるコンチネンタルホテル大阪で主人公ジョン・ウィックを迎え撃つ最強の暗殺者役に大抜擢されます。
劇中では、主演のキアヌ・リーブスと緊迫した1対1の格闘シークエンスを披露。重火器を浴びてもビクともせず、強烈な張り手と巨体を活かしたパワフルかつ機敏なアクションで主人公を追い詰める姿は、世界中の映画ファンや批評家から絶賛を浴びました。CGやスタントダブルに頼らない本物の迫力が、ハリウッドにおける確固たるポジションを決定づけた瞬間です。