有効成分の薬理作用を専門的に解き明かすと、主軸となるステロイド成分はベタメタゾン吉草酸エステルである。これは日本における外用ステロイドの5段階の強度分類において「Strong(強い)」に位置づけられ、激しい赤みや強い痒みを速やかに抑え込む力を備える。
そしてリンデロンVGに組み合わされているのが、広範な抗菌スペクトルを有するゲンタマイシン硫酸塩だ。ブドウ球菌をはじめとする特定の細菌群に対し、強力な繁殖抑制効果を発揮する。すなわち、炎症を鎮めるベタメタゾン吉草酸エステルと、細菌を叩くゲンタマイシン硫酸塩による「二重の作用」を狙った製剤こそがVGの真姿である。