この言葉のルーツを辿ると、インターネット黎明期から続く特定のミーム文化に行き着きます。あくしろよの元ネタとなったのは、アンダーグラウンドなネットカルチャーで数多くの派生語を生み出した成人向けビデオ『真夏の夜の淫夢』です。
作中の第4章において、メインキャラクターの1人が相手をせき立てる場面で発したセリフが、独特のイントネーションによって「あくしろよ」と聞き取れたことが直接のきっかけでした。ネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」のなんでも実況J(なんJ)などで、いわゆる真夏の夜の淫夢語録の一つとして切り取られ、テキスト表現として定着していきます。
あくしろよの由来はアングラな映像作品にありますが、言葉自体の汎用性の高さから、徐々に元の文脈を離れて単体で独り歩きを始めました。