彼らの音楽がこれほどまでに支持される理由は、その卓越した「言葉の力」にある。藤原基央が描く「微かな光」と、野田洋次郎が綴る「圧倒的な生への渇望」。アプローチは違えど、彼らは常に「あなた」という個に向かって歌い続けてきた。
10代で彼らの洗礼を受けたリスナーも、今や30代、40代となり、社会の荒波に揉まれている。一方で、SNSを通じて彼らの過去の名曲に出会ったZ世代やα世代の若者たちも、その歌詞に救われている。世代の壁を越え、同じ空間で彼らの言葉を浴びる瞬間、ドーム全体がどのような熱量に包まれるのか。想像するだけで鳥肌が立つ。