村上純の土台にある知性と独自の視点は、これまでの経歴にも色濃く反映されています。東京都足立区出身の村上は、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科を卒業した高学歴芸人の先駆け的な存在です。
東京NSC9期生として芸人キャリアをスタートさせ、2003年にしずるを結成。甘いルックスとドラマ仕立ての「青春コント」で若者を中心に爆発的な人気を獲得し、『キングオブコント』では複数回にわたり決勝進出を果たすなど、コント師としての地位を固めました。
過去には軽率な行動による謹慎期間を経験したこともありましたが、復帰後は自身の立ち振る舞いを徹底的に見つめ直し、真摯に舞台と向き合う姿勢を貫くことで業界内外の信頼を完全に取り戻しました。失敗を糧にして人間的な深みを増したことが、現在の円熟味ある芸風や文筆力へと結実しています。