大波乱の天皇賞・秋の直後、世間では「シンボリルドルフの油断」「展開に恵まれた一発屋」といったフロック視の声も少なくありませんでした。しかし、ギャロップダイナは翌1986年、自らの力でその評価を完全に覆してみせます。
春の安田記念(G1・芝1600m)では、関東の名手・柴田政人騎手を迎えて出走。マイルのスペシャリストたちが揃う中、直線で鋭く抜け出して快勝を収め、中央競馬の頂点に立つG1・2勝目をマークしました。もはや誰の目にも、単なるラッキーボーイではなく「現役屈指の実力馬」として映っていました。
生涯の競走成績は28戦10勝。古馬になってからの重賞戦線では、天皇賞・秋2着、マイルチャンピオンシップ2着、有馬記念でも善戦するなど、芝のマイルから中長距離までトップクラスで戦い続け、1986年の「最優秀5歳以上牡馬(現4歳以上牡馬)」に選出されています。