なぜ、これほど酷似した店舗の乱立を即座に止められないのか。その背景には、国境を越えた知的財産権・商標権問題の根深い壁が立ちはだかっている。海外の一部の国では、他国の有名ブランドの商標やコンセプトを現地の企業が先回りして悪意を持って商標登録してしまう「先願主義」の隙を突くケースが横行してきた。
権利侵害を訴えて法的措置を講じるには、莫大な時間と訴訟費用、そして現地の法律に精通した専門家が必要となる。国内での品質管理とファンへの提供を最優先にしてきた企業にとって、海外での不当な権利主張に対抗することは容易な道のりではない。