良質な栄養を取り入れる一方で、関節の炎症を自ら加速させてしまう悪習慣には警戒が必要です。特に注意したいのが、高温調理された揚げ物やスナック菓子に多く含まれる終末糖化産物(AGEs)です。AGEsが関節内に蓄積すると、軟骨を構成するコラーゲンが硬化して柔軟性を失い、わずかな衝撃でもすり減りやすい脆い状態へと変化します。
精製された白砂糖や異性化液糖がたっぷり入った清涼飲料水、トランス脂肪酸や過剰なオメガ6脂肪酸(サラダ油等)の偏重も、全身の微小炎症をくすぶらせる引き金になります。体重増加による物理的な膝への負荷増大だけでなく、化学的な炎症ブースターとなる食品を日常から引き算することが関節防衛の絶対条件です。