皇居一帯は、国家元首級の安全を担保するため世界屈指の警備網が張り巡らされています。皇室のお住まいの警備を担当するのは、警察庁の付属機関である「皇宮警察本部(こうぐうけいさつほんぶ)」の皇宮護衛官たちです。
皇居を取り囲むお濠や城壁沿いには最新鋭の高感度赤外線センサーや監視カメラが24時間稼働しており、近年ではドローンによる上空からの侵入を阻止する電波妨害装置(アンチ・ドローンシステム)も配備されています。万が一の侵入者に対しては、皇宮警察の特別警備隊(P21)が即座に対処する体制が整っています。
一般の方から人気の高い皇居の内部見学(一般参観)ですが、見学ルートは「桔梗門」「窓明館」「宮殿東庭」「富士見櫓」周辺などに限定されています。天皇陛下ご一家が暮らす御所がある吹上地区は「吹上御苑」として原生林に近い自然環境が厳重に保護されており、一般の参観ツアーでも立ち入ることは一切できません。