「ラッキークッキーもんじゃ焼き」というフレーズの原点は、1993年から1997年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されたガモウひろし氏の代表作『とっても!ラッキーマン』です。1994年にはスタジオぴえろ制作でテレビアニメ化され、全国の子どもたちを中心に大ブームを巻き起こしました。
物語の主人公は、日本一ついていない中学生「追手内洋一(ついてない よういち)」。彼が不運な事故で命を落とした際、宇宙からやってきた「ラッキーマン」と合体し、実力は最弱ながら「幸運の星(ラッキー星)」の力だけであらゆる強敵を打ち倒していくという異色のヒーローギャグです。
作者のガモウひろし氏といえば、独特の緩い絵柄とシュールかつテンポの良い言葉選びで知られる鬼才。後に大ヒット作『DEATH NOTE』や『バクマン。』の原作を手掛けた大場つぐみ氏の正体ではないかという説が根強く語り継がれるなど、その卓越した構成力とネーミングセンスは当時から群を抜いていました。