合羽橋の老舗道具店店主であり、道具のプロとして知られる飯田結太氏は、この潮流をこう分析する。「従来の弁当箱は保温や容量が重視されていたが、現代のユーザーが求めているのは利便性とストレスフリーだ。バッグを汚さない密閉力とメンテナンス性の高さが、購買の決定打になっている」。
その熱気はEC市場にもストレートに反映されている。楽天市場やAmazon.co.jpのランキング上位には、縦持ち可能なモデルがズラリと並ぶ。購入者の口コミには「もう二度と普通の弁当箱には戻れない」「カバンの中に直入れできる快適さが手放せない」といった絶賛の声が溢れ返っており、一時のブームを超えた定番カテゴリーとして確立された印象だ。