宮崎謙介氏は早稲田大学を卒業後、大手損保会社やIT・ベンチャー企業の起業を経て、2012年の衆議院議員総選挙で初当選を果たしました。長身で爽やかなルックスと歯切れの良い弁舌で若手論客として期待され、女性議員として人気の高かった金子恵美氏との結婚は「政界のビッグカップル」として大きな話題を呼びました。
改革派議員として名を高めた決定打が、男性議員による「育児休業の取得宣言」でした。しかし、その理念が社会的に評価され始めた矢先の2016年2月、『週刊文春』が決定的なスキャンダルをスクープします。妻の金子氏が都内の病院で第1子を出産するために入院していたまさにその時期、宮崎氏は京都の自宅にタレント兼着付師の女性を招き入れて密会を重ねていた事実が白日の下に晒されました。
「育休取得」を掲げてイクメンの旗振り役を務めていた本人が、妻の最も過酷な出産時に不貞行為に及んでいた落差は、世間に凄まじい衝撃と怒りを与えました。宮崎氏は緊急記者会見を開き、涙ながらに事実関係を認めて議員辞職を表明。政治家としてのキャリアは瞬く間に暗転しました。