PDFを貼り付けて完成させたWord文書を、最終的に再びPDFへ変換してクライアントへ納品・共有する際にも注意すべきポイントが存在します。編集画面では完璧に見えていた配置が、いざPDF出力した途端に枠線がズレたり画像が欠けたりする現象です。
レイアウト崩れを未然に防ぐには、画像の「文字列の折り返し」設定を統一することが欠かせません。貼り付けたPDF画像の配置が「行内」のままになっていると、周囲のフォントサイズ変更や行間の影響を受けて予期せぬ改ページが発生します。画像を固定配置したい場合は「上下」または「四角」、自由にレイアウトしたい場合は「前面」に設定した上で、グリッド線に合わせて整列させます。
また、再変換時には「印刷」メニューからの仮想PDF出力ではなく、Word標準の「エクスポート」機能(または「名前を付けて保存」からファイルの種類をPDFに指定)を使用し、最適化設定を「標準(オンライン発行および印刷)」に指定してください。これにより、文書内に配置した高精細な画像やリンク構造を壊すことなく、高品質な最終データを書き出すことが可能です。