みかづきの代名詞である「イタリアン」は、一般的なイタリア料理のパスタとは根本から異なります。ベースとなるのは、キャベツやもやしとともに特製ソースで炒めた自家製の極太中華麺。その上に、じっくり煮込んだ特製トマトミートソースをたっぷりとかけ、仕上げに紅生姜ではなく「白生姜(塩生姜)」をトッピングして提供されます。
口に入れた瞬間に広がるウスターソースの香ばしさと、トマトソースの爽やかな酸味、そして挽肉のコクが絶妙なハーモニーを奏でます。フォークで豪快に麺を持ち上げて頬張ると、モチモチとした噛みごたえのある太麺がソースをしっかりと抱え込み、後味には白生姜がキリッとした清涼感をもたらします。ファストフードの枠を超えたこの重層的な味わいこそが、半世紀以上にわたって新潟市民の心をつかんで離さない最大の理由です。