芸能報道には公益性が求められる。結婚、契約、活動休止、作品発表などは報じる意味がある。一方で、本人が意図しない露出や身体の一部を面白おかしく取り上げる記事は、報道というより消費に近い。
まとめサイトや匿名掲示板は、検索流入を狙って刺激的な見出しを付けがちだ。「乳首 アイドル」「見えた」「事故画像」といった言葉を並べれば、短期的にはアクセスが集まるかもしれない。しかし、その先にいるのは実在する人間だ。検索順位や広告収益のために、誰かの不安や恥ずかしさを燃料にしてよいのか。そこが問われている。
信頼できるメディアは、画像の出どころ、本人の同意、未成年の有無、権利関係、被害拡大の可能性を慎重に見る。読者側も、記事の見出しだけで判断せず、掲載元の信頼性を確かめる姿勢が必要だ。