インターネット上の掲示板やSNSでは、120番に関して事実と異なる噂が語られる場面が散見されます。代表的な2つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「120番は裏の緊急連絡先や秘密のダイヤルである」という都市伝説
「110番や119番の仲間だから、政府や自衛隊の非常時用ホットラインなのではないか」といった噂が語られることがありますが、これは明確な誤りです。総務省の情報通信審議会で管理される電気通信番号規則において、国家的な非常回線は暗号化された専用線や個別優先網が使われており、一般の加入者網から3桁で直通するような仕様にはなっていません。
誤解2:「海外ローミング中に120にかけると高額請求される」という噂
海外滞在時に「120」へ発信した場合、滞在国の電話網の解釈に従うことになります。例えば一部の国や構内交換機(ホテルやオフィス内PBX)では、特定の短縮番号や内線として機能しているケースがありますが、日本の通信回線からの国際ローミングであれば通常は「無効な短番号」として弾かれます。意図しない詐欺ダイヤル等へ勝手につながることは基本的にありません。