これだけの先進的な取り組みを行いながら、確かな進学実績を維持し続けている理由はどこにあるのか。その答えは、教員陣による徹底した個別サポート体制にある。生徒一人ひとりの学習進度や将来の夢に合わせた「パーソナルポートフォリオ」を作成し、きめ細やかな指導を行っている。
画一的な進路指導は行わない。東大を目指す生徒も、海外大を目指す生徒も、あるいは芸術やスポーツの道を志す生徒も、すべての挑戦が肯定される。職員室の前には常に質問待ちの生徒の列ができているが、教員たちは嫌な顔一つせず、納得がいくまで付き合う。この泥臭い人間関係こそが、デジタル時代の教育において最も価値あるものかもしれない。