ファンが最も待ち望んでいるのは、やはりクロロとヒソカの「第2ラウンド」だろう。1回戦の天空闘技場では、クロロが完璧な条件付けと群衆を利用したハメ技で勝利を収めた。だが、狭く密閉されたブラックホエール号の船内では、その前提条件が崩れ去る。
クロロは仲間を失った怒りと焦燥感の中にいる。冷徹な参謀であった男が感情を露わにするとき、隙が生じるのは必然だ。一方で、死をくぐり抜けたヒソカは、かつてないほど冷静で、かつ容赦がない。「クロロが奪った能力」と「ヒソカの即興的な戦闘 IQ」が衝突したとき、生き残るのはどちらなのか。勝者が誰であれ、その結末は物語の歴史に残る惨劇となるはずだ。