犬にチョコレートは絶対Ng!致死量の計算と危険症状・緊急対処法

犬にチョコレートは絶対Ng!致死量の計算と危険症状・緊急対処法

犬にチョコレートは絶対Ng!致死量の計算と危険症状・緊急対処法に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

人間にとってのリラクゼーション成分が、なぜ犬にとっては猛毒へと変貌してしまうのか。その最大の要因は、カカオ豆に豊富に含まれるアルカロイドの一種「テオブロミン」および「カフェイン」(メチルキサンチン類)にあります。

人間はテオブロミンを肝臓で速やかに代謝・排泄できますが、犬はこれを分解する酵素の活性が極めて低く、体内に毒素が長時間滞留します。人間のテオブロミン体内半減期が約6〜8時間であるのに対し、犬の体内半減期は約17.5時間にも及びます。体内に長く留まったテオブロミンは、アデノシン受容体を阻害し、細胞内のカルシウム流入を異常に増加させることで、心筋の過度な収縮や中枢神経の異常興奮を誘発します。

さらに見落とされがちなのが、チョコレートに含まれる高濃度の「油脂分(脂質)」と「糖分」です。テオブロミンの中毒症状を免れたとしても、過度な脂質摂取によって激痛を伴う「急性膵炎(すいえん)」を二次的に発症し、集中治療を余儀なくされるケースも後を絶ちません。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。