そもそも、なぜバストトップの皮膚は色素沈着を起こしやすいのだろうか。皮膚科医の分析によれば、最大の要因は「日常生活における日常的な摩擦」と「メラノサイトの活性化」にある。
バスト周りの皮膚は顔の皮膚よりもずっと薄く、非常に繊細だ。サイズが合わないブラジャーの着用や、運動時の擦れ、さらにはバスタイムにナイロンタオルで強く擦る習慣が、微小な炎症を繰り返させる。この炎症がメラニン色素を過剰に生成させ、結果として茶色くくすんだ黒ずみへ変化していくのだ。さらに女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の変動も大きく影響する。生理前後、妊娠・出産、あるいはピルの服用といったタイミングでメラノサイトが刺激され、一時的に色が濃くなるケースは珍しくない。